アステックス香川支店として展開しているオーダーメイド家具屋『MR.HANDMAN』のニュースページの配信です。
2025年3月某日、東京農工大学府中キャンパス内にオープンする「西東京国際イノベーション共創拠点」の中にある『農食レストラン』の造作工事を行いました。
こちらの案件は、以前からお付き合いのある株式会社ANALOG様からご依頼をいただき、2025年1月後半から内部造作や家具の仕様についての打ち合わせが始まりました。
MR.HANDMANは香川県、株式会社ANALOG様と施工現場は東京都ということで、Web会議ツールなどを使って打ち合わせを重ねました。通常のように現場を直接確認できない為、最初は不安に思うところがありましたが、店舗のデザイナーさんやアステックス本社の方に、現場の写真・動画・寸法などを共有いただき、その不安は無事に払拭することができました。
受注が確定してから施工日まで、かなりタイトなスケジュールとなりましたが、スタッフ全員で毎日のように残業し、使用する方のことを考えて心を込めて製作を行いました。
また、現場にて想定されるトラブルを洗い出し、寸法の違いがあった場合はどのように対応するかなどの話し合いも入念に行いました。トラックへの積み込みの資材配置順についても事前にシミュレーションを行いました。
そして施工前日に、製作した造作と資材をトラックに積み込み、4tトラック2台と共に、私たちも東京に移動しました。
いよいよ施工初日になり、まずは搬入を開始しました。アステックス本社の方にもご助力いただいき、搬入はスムーズに完了しました。
その後、現場確認と再度シミュレーションを行い、実際の施工に入りました。
2日目には、今回の案件で最大の難関ポイントである、冷蔵庫収納エリアの造作作業を行いました。実際に開始してみると、天井が5mm低く、柱間が狭かったり、何もないはずの場所にコンセントがあったりなど、図面と異なる箇所が多々ありました。しかし、このような時に備えて事前に対処法を話し合っていた甲斐があり、慌てることなく調整を行いながら作業を進めました。そして、無事に冷蔵庫収納エリアのフレームが完成しました。
3日目の最終日は、前日の微調整に時間が掛かったため、朝7時に現場入りし、更に気合いを入れて作業に取り掛かりました。この日の作業はスムーズに進み、最後に全体の最終調整と確認・片付けと掃除をし、無事に全施工作業が終了しました。
最後に全体を見渡すと、自分達でも驚くような出来栄えで、思わず全員でハイタッチをして喜びと達成感を分かち合いました!
当日のトラブル以外にも、事前の準備で追加工事や家具の仕様変更があり、図面を一から書き直すという大変な場面もありましたが、皆さまにご協力いただき、無事にお客様へ引き渡しを完了することができました。
今回の案件は、私たちにとって過去最大の大型案件となり、また初めての出張での対応となりました。
こちらの案件を担当したお陰で今後の目標や課題も見え、とても良い機会をいただけたことに心から感謝しております。
今回施工を行った『農食レストラン』では、東京農工大学の農場で収穫された食材や地元の食材が提供されるそうです。新鮮な野菜などのお料理を召し上がりながら、木のぬくもりを感じ、皆さんが心地良いと思える空間になることを願っています。
お近くの方は是非足を運んでみてください。その際には、MR.HANDMANが手掛けた造作物もご覧いただけますと嬉しく思います。
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